【豊川市立牛久保小学校】役割を自覚し、周囲とかかわりながら
- 公開日
- 2019/02/26
- 更新日
- 2019/02/26
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、「生き生きとたくましく生きぬく心豊かな子どもの育成」を目指し、教育活動を行っています。道徳科の時間には、学年目標に合わせて道徳的判断力を高められるように、子供の内面を揺さぶる授業展開を工夫しています。
1月、5年生の授業では、「森の絵」の資料を読み、よりよい学校生活・集団生活の充実について考えました。主人公の「えり子」は、やりたい役を上手な子にゆずり、ちょっといやだなと思う役になってしまう。道具係も兼任するが、準備に身が入らない。そんなとき、衣装係の「文男」が刺しゅうを熱心にしている。そんな「文男」の「すきじゃないさ。でも、だれかがやらないと、げきにならないじゃないか」という言葉と、一針一針ぬっている姿から、自分もがんばろうと思えたという内容です。
「えり子」の行動に変化があったことに注目できるようにし、役割を果たすとは、どのようなことか話し合いました。児童たちは、学習発表会で劇をしたことを思い出しながら、グループや全体で話し合い、「よりよい劇にしていきたい」「みんなのことを考えて行動するようにしたい」「自分の意見が通らなくても、決められたことをがんばりたい」「一人でも欠けたら、みんなで作れない」などの意見が出ました。
5年生の学年目標、「集団の中の役割を自覚し、周囲とかかわりながら責任のある態度で生活できる」を達成し、最高学年に送り出せるよう、児童の成長を支えていきたいと思います。