【豊橋市立福岡小学校】勝手にさわっちゃだめ
- 公開日
- 2019/02/28
- 更新日
- 2019/02/28
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校の1年生にアンケートをしてみると、学級の約半分の児童がスマートフォンを使ってゲームをしたことがあり、3分の1の児童が自分専用のスマートフォンを持っていることが分かりました。また、中には、保護者が見ていないときに一人で使う子もいることが分かり、情報モラルの授業を行うことにしました。
扱う資料は、「みっちゃんのやくそく」です。この話は、1年生のみっちゃんが自宅に帰ると、テーブルの上にお母さんのスマートフォンがあるのを見つけます。「困ることになるといけないから、お母さんと一緒に使おうね」と、お母さんと前日に約束していたのですが、「ちょっとだけならいいかな」と、みっちゃんはスマートフォンに手をのばすという内容です。
授業では、「みっちゃんにどんなことを言ってあげるか」について話し合いました。子供たちからは、「だめだよ。約束したでしょ」「お母さんに怒られるよ」という意見が多く出されました。
そこで、お母さんの言う「困ること」が、ゲームでの課金や、危ないサイトへの誘導であることを教えると、その後の役割演技の中で、子供たちは、「勝手にさわっちゃだめ。大変なことになるよ」と、みっちゃんに呼びかける姿が見られました。
授業の最後には、「これからは、親に聞いてからゲームをする」「勝手にさわっちゃいけないということが分かった」と、子供たちは、これからの使い方について考えていました。