【愛西市立開治小学校】相手や内容を安易に信じることの危険性
- 公開日
- 2019/07/01
- 更新日
- 2019/07/01
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校では、5年生でインターネットでの情報収集時や、SNSなどのコミュニケーションアプリの利用時について、得られた情報が正しく、信頼できるものであるかどうかを確認することの重要性について考えました。
特に、今後、ますます増加していくであろうSNSの利用について、映像資料を視聴しながら、安易に通信相手を信用して、自分の写真や所属学校などの個人情報を送ってしまうことの危険性について話し合いました。また、SNS上のなりすましや、児童の心理面の弱さをついた脅し文句など、気をつけなければならないことも多いということを確認しました。
授業後には、「IDなどを他人に教えない」「インターネット上にあげられたら、大人になっても消せない」「顔の見えない人に、写真などを送ると怖い目にあうことがある」など、様々な意見や感想があがりました。
4年生では、総合的な学習の時間「都道府県マスターになろう」において、児童一人一人がインターネットを使って調べ学習を行っています。その際、書かれていることが正しいかどうかを確認したり、出典を意識したりすることが重要であると伝えています。
6年生では、道徳科や社会科において、近年問題となっているフェイクニュースの事例を取り上げ、何が正しい情報であるかを調べ直したり、情報を取捨選択する力を身につけたりできるように指導しています
このように、特に高学年においては、相手や対象が不確実な情報に対しては、できる限り客観的な方法を用いて確認することや、危険なことから自分を遠ざけることなどを丁寧に指導し、児童が便利さと危険性について理解した上で、効果的にインターネットを利用できるようにしていきたいと思います。