【幸田町立坂崎小学校】道徳科の授業「ぼくたちのバラ花だん」
- 公開日
- 2019/07/16
- 更新日
- 2019/07/16
道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)
4年生の道徳科で、資料「ぼくたちのバラ花だん」を使って、地域の人々への感謝の思いをもって行動することの大切さについて考える学習を進めました。本資料は、主人公が係の仕事で、しぶしぶバラの花壇の水やりをしていると、「ありがとう」と、おじいさんに言われたことから始まります。おじいさんから、バラは福山市にとって戦後の復興のシンボルで、先人たちが守り育ててきたものであると聞いた主人公は、バラを大切にしていこうという気持ちをもったという話です。
授業では、まず、おじいさんに「水やりをありがとう」と言われ、照れくさくなった主人公の気持ちについて考えました。「いやいやで、水やりをやっていたことをほめられたから、照れくさかったと思います」「めんどうくさいと思っていた気持ちが、恥ずかしかったと思います」など、主人公の気持ちに寄り添いながら子供たちは考えることができました。その後、「バラの花が輝いて見えたのはなぜでしょう」という発問に対し、「大切に育てられていたバラだから」「福山市の人たちを、バラが励ましていたことが分かったから」という意見が出され、地域の方たちのバラに対する思いを想像しながら、主人公の気持ちを考えました。
最後に、自分たちの暮らしを支える地域の人がいることに目を向け、地域の方々に感謝の気持ちをもつことができました。今後も、地域の方に感謝の思いをもって行動しようとする実践意欲と態度を育んでいきたいと思います。