【瀬戸市立瀬戸特別支援学校】社会に生きる一員として 〜住みよい社会にするために〜
- 公開日
- 2019/09/03
- 更新日
- 2019/09/03
道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)
今、ごみ問題は深刻化し、日常生活においても一人一人のモラルが欠かせない時代となりました。特に、ごみをごみとせず、リサイクルできるもの、再生可能なものを生かしていく取組は、今後、更に重要になってきます。
中学部3年1組は、女子4名で構成されており、日常生活を送るにあたっては、他者の支援を必要としています。とはいっても、社会に無関心ではいられません。住みよい社会にするために、環境に優しい生活を送るために、自分ができることを見つけて取り組む一つのテーマとして、「ごみの分別」を取り上げました。
ごみにもいろいろな区分があり、自治体によって回収方法が異なり、燃やすとただの灰になりますが、リサイクルによって資源となり他の製品に生まれ変わることを理解した上で、身近なごみをこれまでとは違う視点で見つめ直すことにしました。紙やプラスチックという素材にも注目し、一つ一つ友達と相談しながら分別していきました。一まとめになった大きなごみも、分別することで小さなごみへと変わり、一つの資源として捉えることで、社会や地球環境に優しくなれることを学びました。
終わった後、「楽しかった」「またやりたい」という声が聞かれました。ふだんあまり意識していない分、新鮮に思えた活動だったのかもしれません。これを機に、家庭でも意識して取り組んでいけたらいいと思います。