【幸田町立北部中学校】生徒がつくる情報モラル学習会
- 公開日
- 2019/08/30
- 更新日
- 2019/08/30
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校では、6月8日の授業公開日に合わせて、毎年、「情報モラル講習会」を行っています。全校生徒だけではなく、多数の保護者にも参加していただき、親子で情報モラルを学ぶ機会としていました。毎年、様々な講師を招いて行っていましたが、今年は、コンピュータ部が中心となって発表等を行いました。
はじめに、コンピュータ部による全校の生徒を対象としたアンケートの結果報告がありました。全校の携帯電話の所持率は、6割を超えています。また、多くの生徒が動画鑑賞にスマートフォンやタブレットを使用していること、また、フィルタリングがされているかどうかを知らない生徒が半数いることも明らかになりました。
発表の後半では、SNS等のトラブルになる例などを紹介してくれました。「○○は、何で来るの?」という何気ないメッセージ。これは交通手段など「何を使ってくるの」ともとれるし、「どうして、あの人は来るの」ともとれます。言葉だけでは誤解を受けてしまうような例を生徒の目線で紹介してくれました。
専門の講師の先生を招いての講習会もよいですが、生徒が生徒に問題点などを投げかけ、共に考えていく今回の学習会のような形式も、自分事として情報モラルを考えるよい機会となると感じました。
本校でも、携帯電話の所持率が毎年上がってきています。学校、家庭、地域が連携して、大切な生徒たちを守るという取組を、今後も続けていきたいと思います。