【あま市立甚目寺南中学校】生徒の自己肯定感の高まりを目指して
- 公開日
- 2019/09/25
- 更新日
- 2019/09/25
道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)
本校では、「他者を思いやる心を身に付けさせる」「人権尊重の精神を高め、自他を大切にする心を養う」「規範意識を高め、ルールやマナーを身に付けさせる」の三つを道徳教育の基本方針とし、自分を含めた「人を大切にすること」をテーマに道徳教育の推進を行っています。本年度は、特に、授業中の発問に目を向け、工夫を凝らすことで、生徒の自己肯定感の高まりを目指しています。
3年生は、教材「がんばれ おまえ」を用いて、自分自身の個性を見つめ、伸ばすことを目的とした授業を行い、自己肯定感の高まりを目指しました。グループ活動を行い、クラスメイトとお互いのよいところを伝え合うことで、周囲の人が考える自分について理解を深めました。それをもとに、今の自分に向けたメッセージを書く活動を行いました。
終わりに、前向きな言葉がつづられた4コマ漫画を見せました。「自分は他の誰でもない自分だから、何も気にすることなく、自分の好きな部分を愛していけばいいと思う」「これまでは、自分について後ろ向きなことしか考えなかったけれど、今日の授業で自分に自信がついてうれしくなった」などの感想があり、自己肯定感の高まりが感じられました。
今回の授業では、クラスメイトとのよいところを伝え合う活動を通して、自分のよい部分を確認することができました。今後も、自分に自信をもち、自分だけでなく他者を大切にしていくことができる生徒の育成を目指していきたいです。