【豊橋市教育委員会】豊橋市道徳研究部の取り組み
- 公開日
- 2025/12/11
- 更新日
- 2025/12/11
道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)
豊橋市では、「豊かな心をもち、ともによりよく生きようとする子供を育てる道徳教育~主体的・対話的な関わりを通して、自己の生き方を見つめる授業づくりを目ざして~」をテーマに、3つの視点「①心に響く道徳科の指導方法の工夫」「②主体的に学び、仲間と対話しながら学ぶための教材の開発、教具等の工夫」「③教科横断的な学習活動等、道徳科の授業を要とした道徳教育の充実」をもって授業実践に取り組んできました。
8月には研究部研究大会を開催し、実践発表を行いました。
小学校部会では、「道徳的価値に基づき、自己の行動を見つめ直すことで自分の役割を最後まで果たそうとする子」の育成をねらいとし、役割演技や道徳科の学びを通した実践の場を単元に取り入れる手立てについて、その有効性を話し合いました。また、講師として豊川市立金屋中学校長の田中基明先生を招き、学習指導要領への理解を深め、授業の構想の仕方や発問の立て方について学ぶことができました。
中学校部会では、「主体的・対話的な関わりを通して、仲間とともによりよい生き方について考えを深める生徒」を目指し、ユニット単元の設定、1枚ポートフォリオへの振り返り、生徒の発言からつなぐ発問の工夫といった手立ての有効性について意見交換をしました。
これらの学びを生かし、11月には小・中学校でそれぞれ授業研究会を開催しました。研究部員で創り上げた授業について、子どもの姿から検証していくことによって、道徳科の授業実践について学びを深めることができました。