【豊田市立小渡小学校】2年生道徳科授業実践「おまつり」
- 公開日
- 2019/11/22
- 更新日
- 2019/11/22
道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)
本校は、豊田市北部にある全校44名のへき地・小規模校です。矢作川と緑に囲まれた自然が豊かな場所にあります。日頃より、子供たちが、地域の行事に参加することも多い学区です。そこで、2年生が「ふるさとのすばらしさについて考えよう」の実践をしました。
資料「おまつり」は、主人公が、おはやしを練習するのが嫌になり、やめたいと思っていましたが、祭りが何百年も続くものであり、父も子供の頃に練習をしてきたことを知って、祭りを大事にしようと練習を続けていく話です。
導入では、主人公の心情にせまるため、祭りの様子を写真や動画で見ました。自分の考えをしっかりもつために、自由に自分の意見を相手に伝える「ペアトーク」を行いました。話合いでは、友達の考えと比べながら自分の意見を伝え合いました。自分たちの住む町のすばらしさが続くためにどうしたいのかを考え、「お祭りで太鼓をたたくので、みんなに喜んでもらえるように練習を頑張りたい」「地域の行事を大切にして、続けていきたい」と発表しました。
道徳科で学んだことを生かせるよう、生活科の学習では、地域探険を行いました。地域の寺で、寺の由来を住職から聞いたり、商店街で働く人たちにインタビューをしたりするなどして、地域の人の思いにふれることができました。子供たちは、これからも地域と関わりながら、自分たちもふるさとを大事にしたいという思いをもちました。