【常滑市立三和小学校】3年授業実践「相手を理解する心」たまちゃん、大好き
- 公開日
- 2020/01/23
- 更新日
- 2020/01/23
道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)
3年生の児童は、クラス全員が、一体となる学習や体験に取り組んでいます。様々な体験や経験の中で、相手の気持ちを考えることを通して、お互いの理解が深まってきています。更に心を通わせ、助け、信頼し合える関係を築きたいと考え、児童にとって身近なアニメである、「ちびまる子ちゃんの『たまちゃん、大好き』」を教材にして授業実践に取り組みました。
この教材は、たまちゃんとまる子が、お互いに20年後の相手に手紙を書き、タイムカプセルに埋める約束をします。しかし、約束の場所に、たまえが来ず、すれ違いが起き、誤解を解消していくという話です。
主人公に自分を重ねさせる発問では、主人公の考えを問い、主人公を客観的に見る発問では、児童のもつ考え方や生き方を問うようにしました。主発問である「二人が大好きでいられるためには、どうすればよかったか」という問題解決的な問いに対して、多面的・多角的に考えることができました。
振り返りでは、「大好きな友達を続けていくために、約束を破られてしまっても、すぐに怒らず相手の理由を聞くようにします」「これからも、友達と仲よくしていくために、相手を思いやっていきたいです」などの意見がありました。
相手のことを思いやり、相手の立場になって考えることの大切さに気づくことができました。