【東海市立平洲中学校】「先施の心」でボランティア活動を
- 公開日
- 2020/02/28
- 更新日
- 2020/02/28
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校は、米沢市の偉人・上杉鷹山の師としても名高い、細井平洲先生の名前を冠しています。その平洲先生のことばに「先施(せんし)」というものがあります。このことばは、「相手からの働きかけを待つのではなく、自分の方から働きかける」といった意味があります。その平洲先生の心を大切にし、本校では、「早朝ボランティア」「読み聞かせボランティア」「あいさつボランティア」などの活動が盛んです。
「早朝ボランティア」は、代表生徒自ら参加者を募集し、自分たちで担当生徒・場所を振り分けます。当日、代表は活動に必要な道具を一緒に用意し、生徒を引率して清掃場所に向かいます。この活動は、10年ほど前に、教師主導で始まった伝統ある活動ですが、現在は、生徒主導で行う活動になっています。
「読み聞かせボランティア」は、事前に図書室で絵本を選んでおきます。そして、小学校の朝の読書タイムに合わせて、低・中・高学年に分かれて読み聞かせをします。どのグループもしっかり練習をして当日に臨むので、小学生に大好評です。中には「小学校のとき、中学校の先輩が読み聞かせをしてくれたから、私も参加しています」と話しているメンバーもいます。
「あいさつボランティア」は、生徒会執行部と生活委員会が中心となり、テスト週間の朝15分間、校門(雨天時は昇降口)で行います。生徒による自治活動を、今後も、「先施の心」をしっかりと受け継ぎながら推進していきます。