【岩倉市立曽野小学校】 情報モラルに関する取組
- 公開日
- 2020/03/05
- 更新日
- 2020/03/05
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校では、携帯電話会社による「スマホケイタイ安全教室」で、3〜6年生を対象に、インターネットや携帯電話を使う上での注意点や危険性についての話を聞きました。携帯電話やスマートフォンを用いたインターネットに関わる最新の事件や犯罪についての現状を知り、トラブルに巻き込まれないように、児童の意識を高めることを目的として行いました。スマートフォンのSNSをきっかけにしたトラブルが、中学年にも広がっていることから、今年からは、中学年もこの教室に参加することにしました。
中学年の内容は、肖像権や著作権について、基本的なインターネットのルール(主に個人情報の取扱いや、むやみに情報を載せないこと)を押さえて、SNSに載せる写真の扱い方などを習いました。具体的には、写真や個人情報をSNSなどに載せることで、不審者につきまとわれたりする危険性があることを習いました。
高学年の内容は、中学年の内容に加えて、SNSでのマナーについての内容があり、トラブルにならないための方策が中心でした。例えば、無料通信アプリ上で交わされるメッセージの言葉の間違った解釈や誤解から、人間関係を悪くしたり、暴力事件に発展したりする事例が紹介され、さらに、携帯ゲームで課金したり、ゲームに縛られたり、正常な判断ができなくなったりした事例を聞きました。加えて、自分の個人情報を不用意にSNS上に書き込んでしまい、そのために不特定多数から被害を受けた事例や、SNSで知り合った人とのやりとりから起きたトラブルの事例などから、対応策を話していただきました。
この「スマホケイタイ安全教室」には、児童だけでなく、希望した保護者にも参加していただき好評でした。