モラルBOX日記

【瀬戸市立長根小学校】スーパーモンスターカード

公開日
2020/03/24
更新日
2020/03/24

道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)

 4年生の児童は、日々の生活の中で、自分の欲望を満たすために、つい嘘をついてしまうことがありました。自分の欲望よりも、善悪を考えられる子に育ってほしい。そんな願いをこめて、内容項目「善悪の判断」について、教材「スーパーモンスターカード」で授業実践を行いました。
 お小遣いが足りず、欲しいカードを買えない大地が、コンビニで万引きしようとしてしまう話です。
 主発問では、「大地は、結局カードを盗んではいないのだが、悪いと思うか」と児童に投げかけました。すると、悪いと判断する多数派と、悪くないのではないかと考える少数派に分かれました。児童が話合いを行う中で、「たとえ盗んでしまっても、自分で悪かったと気付き、返すならよいのではないか」という意見が出ました。さらに、「盗んでしまっても、自分で返すなら、翌日に返すのでも許されるのではないか」という意見も出ました。児童は、「行動」よりも「気持ち」を重視する傾向があり、気持ちが反省に向かうのであれば、いったん盗むという行動に出ても、悪くないのではないかと考え出しました。結論を伝えることを避け、課題は未解決のまま、家の人と話し合うことを宿題として、授業を終えました。
 翌日、多くの児童が、家の人と話し合ったことを教室で発表しました。何があっても盗みはいけないという善悪の判断、そして、盗みをするような人になってくれるなという家族の願いを、児童は感じ取ったようでした。