モラルBOX日記

【愛西市立立田中学校】いのちの授業 〜赤ちゃんとのふれあいを通していのちの大切さを学ぶ〜

公開日
2020/03/24
更新日
2020/03/24

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

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 本校では、「愛西市子どもの心の健康づくり事業」の一環として、毎年「いのちの授業」を行っています。「いのちの授業」では、赤ちゃんや保護者とのふれあいを通して、命の尊さについて学びます。今年は、7月10日に2年生、11日に3年生を対象に、「いのちの授業」を行いました。
 2年生は、4組の1才未満の赤ちゃんとお母さん方とふれあいました。その中のYさんは、1年生時に、妊娠中の母としての思いなどを生徒たちに語っていただきました。生徒たちも積極的にお母さん方に質問し、子育ての大変さや喜び、子供に対する思いをしっかり聞くことができました。話している途中で、世の中で子供の虐待がなくならないことを残念そうに話しながら涙ぐむお母さんもおみえになり、生徒たちは、そのお母さんの思いから、自分をこれまで育ててくれた両親へも思いをはせていました。
 また、にこにこしながら赤ちゃんを抱いたり、あやしたりしている様子など、ふだんは見られない生徒の姿を見ることができました。
 3年生は、3年間にわたって学校に足を運んでくださったSさんと3回目の対面でした。1年生時は、妊娠中で、母として子を思う気持ちを生徒たちに語りに、2年生時は、生まれて2か月半のMちゃんとお兄ちゃんを連れ、3年生時は、1才2か月に成長したMちゃんと来ていただきました。生徒たちは、1歳を過ぎた子が、歩いたり、おもちゃで遊んだりする姿を見て、子供の成長の早さに驚いていました。また、触れ合おうとしても人見知りしてお母さんのところに戻って行ってしまったり、いやいやしたりする様子から、自我の芽生えを感じていました。
 どの生徒も、命の尊さや大切さを感じるとともに、両親や家族を、はじめたくさんの人々の愛や思いや願いによって、今こうして成長した自分があることに、改めて気づき、感謝の気持ちを感じることができました。