モラルBOX日記

【弥富市教育委員会】道徳教育を踏まえた「平和教育」の取り組み

公開日
2020/10/01
更新日
2020/10/01

県教委・市町村教委の取組(利用しない)

 弥富市では道徳教育の推進に向けて、継続的に進めている弥富市教育委員会主催の「広島研修」の事業があります。本事業は「弥富市立中学校の平和教育の推進について」の目的及び方針を踏まえ、平成25年度より継続的に実施されています。中学2年生の全生徒が、被爆地である広島へ派遣され、実際に当時の様子を見たり聞いたりする体験を通して、戦争の悲惨さや恐ろしさを学びます。そして、命の尊さを理解すると同時に、人間尊重の精神を日常生活に活かし、自他を大切にしていこうとする態度の育成につなげています。
 本事業では、中心活動である広島研修の事前・事後指導において、戦争や原爆による被害、世界平和に対する考えなどを生徒たちが自ら学ぶ場を設定します。生徒は学んだことについて各自でレポートを作成し、最終的に模造紙等に学んだことをまとめます。毎年、弥富市庁舎正面玄関に展示ブースを設け、生徒たちが作成した学びの成果を披露し、市民にも本事業の取組を広く伝えています。
 令和2年度はコロナウイルス感染症予防を考慮し、広島への派遣は見送りとなりましたが、代替案として被爆体験者からのリモート講話や被爆ピアノコンサートを市内各中学校において実施する予定です。
 今後も、本事業を継続的に実施し、市内全体の道徳教育を踏まえた平和教育をさらに推進していきます。

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