【豊明市教育委員会】 授業力の向上を目指して
- 公開日
- 2020/10/01
- 更新日
- 2020/10/01
県教委・市町村教委の取組(利用しない)
令和2年度、豊明中学校では、愛知淑徳大学の柴田八重子先生を講師として招聘して、年間6回の道徳科の研修を計画しています。3回目となる9月7日の研修会では、講師による模範授業と道徳科の授業についての指導助言をしていただきました。
模範授業では、題材に登場する主人公が流した涙の意味について考え、「なぜ、そう考えたのか」と理由を明確にして、活発な議論が行われました。級友の意見との相違点を多面的・多角的に説明したり、級友の意見に共感してうなずきながら自分事として聴いたりするなど、主体的に授業に参加する生徒の姿が見られました。
指導助言では、教師が子どもたちの意見を共感的に理解して受け止めて認めることや、発言の意図をしっかりとつかんで板書すること、議論することで自分になかった考え方や新しい発想が生まれることから、話し合うことの面白さや価値を感じさせることなど、教師が道徳の授業で大切にしたいポイントについて指導をいただきました。また、参加した先生から講師の先生に、日頃の道徳の授業における課題や、具体的な場面における教師の対応の在り方などについて質問をするなど、授業力の向上を目指して熱心に研修に取り組みました。
今後も研修を重ねるとともに、授業力を更に高めるための取組を推進し、その成果を市内の小中学校へ還元していきます。