【扶桑町教育委員会】ICTを活用した道徳授業の実践
- 公開日
- 2023/12/22
- 更新日
- 2023/12/22
道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)
ICTを活用することで、より深まりのある道徳の授業になると考えます。今回は、iPadの「keynote」というアプリとウェブのブラウザ上にある「メンチメーター」を活用した授業を実践しました。
〇「keynote」の活用
道徳の授業では、題材のあらすじを理解することが話し合いの基盤であると考えます。児童がより理解しやすくなるように、「keynote」というアプリを活用しています。アニメーションを使ったお話の挿絵や登場人物のセリフをスクリーンに映すことで、児童の目線がスクリーンに集まります。また、スクリーンにあらすじを映すことで、教科書の文章から答えを探すのではなく、登場人物の気持ちをより想像するようになると考えます。
〇「メンチメーター」の活用
道徳の授業では題材の価値項目への考え方が授業の前後で変化することが大切であると考えます。「メンチメーター」内にある「ワードマップ」という機能を活用することで、クラス全体が価値項目に対してどのような考えをもっているのかを一目で把握することができます。また、授業の導入時とふり返り記入時に価値項目に対する考えを記入することで、価値項目についての自己の考えの深まりや広がりを実感することもできます。
今回のようにICTを効果的に活用することが、題材理解や価値項目に対する考え方の変容の実感につながります。今後も、効果的なICT活用を校内で共有し、より深まりのある道徳授業を模索していきます。(2023年7月12日)