【愛西市教育委員会】いのちの授業を軸とした取組
- 公開日
- 2024/01/12
- 更新日
- 2024/01/12
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
愛西市教育委員会では、愛西市教育大綱で「人と人との絆(きずな)を大切にすること、多様性を尊重すること」を理念や目標としている。
この目標の達成にむけて、本校では「いのちの授業」を軸に道徳・総合的な学習、学校保健委員会を通して体験学習を中心に取り組んでいる。
道徳・総合的な学習では、外部講師として、地域のお母さんやお父さん、乳幼児を招き、出産のときの体験や苦労、生まれてきたときのうれしさなどの話を聞いたり、乳幼児とふれあったりして「いのち」の尊さを学んでいる。また、市の体験学習事業で訪れた「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」で聞いた被災者の思いや「いのちを守る避難」「中学生ができる自助・共助」について学んだことを学校祭で発表している。
また、学校保健委員会では外部講師を招き、LGBTQ+「性的マイノリティ」の講演では「一人ももれなく幸せに暮らせる社会」「自分らしく生きられる社会」を、思春期講座では、いのちの誕生やデートDVなど、中学生に向けた「人と人との関わり方・相手を気遣う気持ち」を学んでいる。
このように、「いのちの授業」を軸に、外部講師や現地見学・資料から理解促進を図ったり、各学年が学習の中に体験を展開した学びを取り入れたりしている。これからも学習や体験活動を通して、人と人との絆づくりの意識を高めさせ、自他を大切にし、多様性を尊重することにつながる教育活動をすすめていきたい。(2023年12月27日)