【小牧市立味岡小】ソーシャルゲームに気をつけて!
- 公開日
- 2012/05/24
- 更新日
- 2012/05/24
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
小学生の携帯電話の保有率は年々増加の一途をたどっている。特に高学年ともなると2割以上になっている。それに伴い、利便性の反面、潜在的に多くの問題を抱えている。最近の携帯電話の利用は、通話以外の利用(メール、インターネット)が増え、音楽データを携帯電話に取り込んで聴いたり、パソコンと同等の機能を持つブラウザでインターネットを見たりとパケットの使用量が増加している。
また、スマートフォンの普及に伴い、ソーシャルゲームにおける問題が急浮上している。消費者庁が7月から規制の対象としているコンプガチャ(コンプリートガチャ)はソーシャルゲームの中でアイテムなどを簡単に購入できることから、1か月に数十万円を課金された小学生など大きな社会問題となった。
本日は教師が自らオンラインゲームを体験し、その危険性を実感した感想を交え、子どもたちに注意を促した。コンプガチャでは、ゲーム進行に伴い、アイテムを知らず知らずのうちに購入していく仕組みがあり、子どもたちが認識のないまま多額の契約を結ぶ危険性がある。こうした、子どもたちが携帯電話、特にスマートフォンを利用するにあたり、被害に合わないための知識と方法を身につけさせていくことが急務である。本校では、こうした指導を今後もタイムリーに行っていきたい。