【豊田市立寺部小】あいさつは心を温める
- 公開日
- 2012/05/24
- 更新日
- 2012/05/24
ちょっといい話
研修後の帰り道での出来事です。
研修が終わり、徒歩で家路に向かっていたときのことです。自転車に乗った中学生がやってきました。時間から考えて、部活動が終わり、家に向かっている途中だと思いつつ歩いていると、「こんにちは」という中学生から声が聞こえました。まったく面識もない中学生でしたので、自分の後方にいる人にあいさつをしたのだろうと思い、後ろを振り返るとそこには誰もいませんでした。自分へのあいさつだったと気付き、あわててあいさつを返そうとしたときには、その中学生は通り過ぎていました。
あの中学生は、見ず知らずの私にあいさつをしてくれたんだという想いが、疲れた体にエネルギーを注入したかのように、すがすがしい気持ちにしてくれたのです。そのため、6kmという帰路を軽快に歩くことができました。このような爽快感は久しく味わったことがなく、この日の出来事は私の宝物になりました。
あいさつについて考える場面で、子どもたちにぜひ伝えたい私の経験です。