モラルBOX日記

【高浜市立南中】「サイバー犯罪防止教室」を行いました。

公開日
2012/05/28
更新日
2012/05/28

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

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 平成24年5月24日(木)、「碧南警察署生活安全課の方」をお招きし、「サイバー犯罪防止教室」を行いました。中学1年生205名がこの教室に参加し、体育館で「サイバー犯罪」に巻き込まれないようにするためにはどうしたらよいかを、映像資料をもとに学習しました。
 5月に入って、「中学生の携帯電話の所持率が50%を超えた(日本PTA全国協議会の調査)」という報道がありました。本校生徒の携帯電話所持率も、どの学年においても50%に迫る勢いです。実際に生徒から話を聞いてみると、中学校入学と同時に、携帯電話を持つ生徒が多いこともわかりました。
 このような現状から、本校では携帯電話を所持し始めるであろう中学1年生を対象に、この教室を行うことが効果的であると考え、計画・実施をしました。
 会のはじめには、警察官のおおよその仕事や装備品について紹介していただきました。装備品については具体的に使用場面を熱演され、その迫力に警察官の仕事の大変さを実感しました。そのお話のなかでサイバー犯罪が広域化していること、決して本市でも他人事でないことなどがよくわかりました。
 映像資料を使ったお話からは、携帯を使うことで巻き込まれる可能性のある事件や架空請求の手口についてわかりやすく学ぶことができました。
 まとめとして署員の方から「ビデオの中のことは決してドラマではなく、実際に起きている。遊び心で出会い系サイトやコミュニティサイトを使わないこと、メールで知り合った人と直接会ったりしないことが大事。もし身の危険を感じるようなことがあれば一人で悩んでいないで、すぐに親・先生・友だちそして最後は警察に相談してください」とのお話がありました。
 最後にご自身が阪神淡路大震災のときに「被災地の方を助けるために節電しよう。このメールを友人に送ってください」という内容のチェーンメールをもらったことを例に出され、「内容にかかわらずチェーンメールは出さないことが基本」と教えていただきました。生徒は「自分は大丈夫だと思っていると大変なことになってしまう。どんな場合でもチェーンメールを送らない」などと今日の会をふりかえっていました。