【一宮市立貴船小】 「ともに生きる(エイズの学習)」
- 公開日
- 2012/05/28
- 更新日
- 2012/05/28
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
6年生では,エイズという病気の学習に取り組みました。
この授業は、偏見や差別をなくしてともに生きようとする態度を育てることをねらいとしています。専門的な内容は、養護教諭をゲストティーチャーに招いて説明してもらいました。授業の中では、写真を見ながらエイズに感染している親子の話を聞くなかで,エイズという病気から生じているさまざまな偏見や差別に気づくことができました。そして,エイズの病原体,病原体がいるところ,発病までの期間など,病気についての基本的なことをしっかりと学習しました。
また,エイズに対して偏見を持たず,差別せず,理解し,支援するための世界的な社会運動であるレッドリボン運動の取り組みについても学習し、エイズメッセージキルトなどの実物を見ながら,エイズに対する偏見や差別をなくし,理解し合ってともに生きることの大切さについて考えました。本時の最後に,レッドリボンのついたメッセージカードに,本時の感想やこれからどのように人と接するかなど,子どもたちが考えたことを子どもたち自身の言葉として書いて掲示をしました。
授業後の感想には,「エイズのために仲間外れにされるようなことがあると思うと悲しくなりました。差別をしないで,人として生きていくことが大切だと思いました。」などがあり,多くの子どもたちのなかに、エイズやエイズにかかってしまった人に対する理解や思いやりの気持ちが広がってきていることがわかりました。