モラルBOX日記

【美浜町立布土小】地域や自然とふれあう「親子ふれあいハイキング」

公開日
2012/06/12
更新日
2012/06/12

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 「布土ナァ布土よい里 わしらの故郷さ 忘れられない山と海」
 布土音頭の一節です。布土音頭には布土の自然や歴史が歌われています。
 布土小には,「ふれあいハイキング」という行事が,毎年5月に行われます。親子で布土の里山を歩きます。途中,老人会の皆さんとゲームをしたり,地域の方と一緒に歩いたりします。人とふれあいながら歩きます。また,そこにはもう一つのふれあいがあります。それは,故郷の自然と歴史です。二つのコースがあり,一年ごとに変わります。
 今年は,「西のナァ西にみかんの色づく山よ」「山のナァ山の鵜の鳥波間の育ち」と歌われる「美浜オレンジライン」のハイキングでした。自然とのふれあいがテーマのこのコースは愛知用水を作るときの工事用道路をハイキングコースとして地元ボランティアの方々が整備してきました。春の山桜,新緑,秋の紅葉,鵜のコロニーと見所満載のコースです。
 天候にも恵まれ,布土の自然を親子で満喫しました。コースの整備,途中でのゲームには地区の役員さんや老人会の方たちも協力や参加して下さり,地域の方たちとのふれあいの場ともなっています。
 もう一つのコースは,「布土繁昌のみがき砂」「一向の山に御霊十三の石の碑」と歌われる一向山を周りお寺や神社を巡るコースです。こちらのコースでは,布土の地名の由来や,産業の歴史にふれるコースになっています。
 子どもたちは,このハイキングを通して,地域の人々,故郷の自然や歴史とふれあい,布土の子として育っていきます。