モラルBOX日記

【半田市立青山中ならわ学園分校】 校長先生から学んだ「素直な心」

公開日
2012/06/20
更新日
2012/06/20

ちょっといい話

  • 1017373.jpg

https://asp.schoolweb.ne.jp/2340010/blog_img/10514017?tm=20240815153205

 青山中学校ならわ学園分校の校長先生は,少し離れた場所にある青山中学校の校長先生でもあるので,ずっと分校にいることができません。でも,月曜日の生徒朝会には必ず来てくれて,心に残る話をしてくれます。
 今年の話のテーマは,「素直」です。これまでも,素直を題材にした詩や,素直な生き方を諭す松下幸之助の教えなどを紹介されましたが,今週は,「素直な心」を養うことの大切さについてのお話でした。
 まず,素直な人はどんな人か,そして,その反対のひねくれた人とはどんな人かという例を挙げられました。素直な人とは,私心にとらわれず他の人のことも配慮する,だれに対しても何事に対しても謙虚に耳を傾ける,自分の気に入らない人がいたとしてもその存在を認めてお互い和やかにやっていくよう努力する,どのような物事に対しても平静に冷静に対応できる……といった人だそうです。逆にひねくれた人とは,なんでもかんでも人のせいにする,自分のことは棚にあげ人を激しく責める,人が不幸になると「ざまあみろ」と思う,いつもイライラして人間関係のトラブルをしょっちゅう起こす,注意されると逆ギレする……といった人のことです。自分のふだんの言動をあらためて振り返るような,具体的な内容でした。
 そして,「素直な心」の人の何がよいかということについては,「素直な心」の人にはたくさんの人が集まってきて,自分の手助けをしてくれたり励ましてくれること,そして,それは自分の幸せにつながるということでした。また,自分の心を「素直な心」に育てていくための秘訣としては,自分自身がそうなることを強く願っていくことが大事だと教えていただきました。梅雨時で湿度が高く期末テストも近づいてきており,心が不安定になりやすいときですが,これからの学校生活の目標になるわかりやすい話でした。
 校長先生は,朝会の話の内容のポイントを掲示物にして持ってきてくれます。だから,掲示物を見直すことで,朝会の話をあらためて振り返ることができます。ふだんは離れた場所にいる校長先生ですが,17名全員のことをとてもよくわかっていてくださり,修学旅行のおみやげを買ってきたり,朝会以外の日にもこまめに授業でがんばる様子を見に来てくれたりする自慢の校長先生です。