モラルBOX日記

【東海市立渡内小】保・小・中の異年齢交流

公開日
2012/08/03
更新日
2012/08/03

ちょっといい話

 上野中学校区では、異年齢のふれあい交流として、夏に「わたうちふれあい塾」、冬には「わたうちふれあいゲームラリー大会」が行われています。今年は、7月31日と8月1日に1泊2日で「わたうちふれあい塾」が行われました。参加人数は、渡内保育園の園児6名、渡内小学校の児童21名、上野中学校の生徒7名の計34名が、6つのグループに分かれて、中学校で生活を共にします。
 1日目、中学校の武道場に集合した小学生と中学生は、それぞれのグループのメンバーと顔合わせをした後、夕食の食材の買い出し係と保育園児のお迎え係とに分かれて、早速活動開始です。夕食代は、一人430円×人数分。班長を中心に、予算内で夕食の材料やお楽しみのデザートを買います。スーパーでは、少しでもいい材料を買おうと、グループのみんなで額を寄せ合って選びました。その頃、保育園に園児を迎えに行った子どもたちは、保育園の子と手をつないでちょっぴりはにかみながら帰ってきました。さあ、いよいよ「ふれあい塾」の開塾です。まずは、夕食作りです。小学生が考えた献立に従ってグループの全員で調理に挑戦です。さすがは中学生、手際の良い仕事ぶりに面目躍如。もちろん保育園の子だって負けていません。一生懸命皮をむいたり、フルーツのトッピングをしたり、と頑張りました。ボランティアのお母さんたちに少し手伝ってもらいましたが、料理は大成功でした。食後は楽しいプールです。しあわせ村の温水プールで、子どもたちも、大人も(保育園や中学校、小学校の先生たち)一緒に大騒ぎ。午後9時には、保育園児は就寝の時間ですが、小学生・中学生は会議室で一緒に勉強です。どの子も真剣に勉強しました。
 2日目、朝食の後、使った場所をきれいに片付け、閉塾式。楽しみにしていた「ふれあい塾」もあっという間に終わってしまいました。初めてお兄さんやお姉さんたちと泊まった保育園児たちは、ちょっぴり立派になった様子です。どの子も、お別れの時は名残惜しそうでした。
 1泊2日の活動の中で、小さな子は大きな子に甘え、大きな子は自分より小さな子に気配りを見せました。ここで知り合った子どもたちは、冬のゲームラリー大会でさらに絆を深めます。2日間支援してくださったボランティアの皆様に感謝いたします。