【津島市立神守小】相手を思いやる気持ちを育む交流活動
- 公開日
- 2012/09/04
- 更新日
- 2012/09/04
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では,総合学習の一つとして福祉施設との交流活動を行っています。
本年度は,6月にスタッフの方に学校に来ていただき,施設の活動目的や内容についてのお話を聞きました。後日,本校の北にある「しらさぎ福祉園」を訪問して作業の様子などを見学してきました。園で働く人たちは,決められた仕事に熱心に取組んでいましたが,自分たちが部屋に入ると,「こんにちは。」と思いがけず声をかけてもらって驚いた様子でしたが,すぐに「こんにちは。」と言葉を返すことができました。園で作っているものを見て,「わたしたちが使っているなわとびだ。」とか,「焼き物やパンも作っているんだ。」と関心した様子でした。障がいのある人たちが,社会の一員として地域で生活するために,しらさぎ福祉園で,それぞれ自分の持っている力を生かして努力していることや,それを助けている園のスタッフの努力にふれることができました。
7月には、園の皆さんを招待して,交流会を開きました。スタッフの方も含め70名を越える大勢の皆さんを迎え,児童の合唱や合奏、ゲームなどで楽しんでもらえたと思います。最後に行なった振り返りの中で,「自分たちの演技を見て,喜んでもらえてうれしかった。」「自分の作ったプレゼントは,見ばえがよくなかったが,喜んで受け取ってくれたのでほっとした。」など,自分たちの気持ちが通じた喜びをあらわしていました。
園の人たちの仕事場を訪問したり,交流会でいっしょにゲームをしたりしてかかわり合う中で,お互いの立場を理解し,相手を大切にしようとする気持ちを育むことができたと考えます。