モラルBOX日記

【日進市立南小】 思いやりの心を育てる異学年交流活動

公開日
2012/09/04
更新日
2012/09/04

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では、思いやりの心や豊かな人間関係を築いていく力を育むために、いろいろな場面で、異学年の交流を行っています。
 毎日の清掃活動では、全児童を67の班に分け、1年生から6年生までが一緒に掃除をしています。6年生が班長を務め、班全員の役割分担をします。そして、時間通りに掃除が終わるように声掛けをしたり低学年に掃除道具の使い方を教えたりしています。1年生が入学したばかりの頃は、5年生が1年生の教室へ行って掃除の場所まで手をつないで連れて行くなど、ほほえましい光景も見られます。少し恥ずかしそうにしながらも、来年は自分たちが班長になるんだという気持ちが感じられる場面です。初めは名前も知らない者同士だったのに、数か月後にはすっかり仲良くなり、休み時間に異学年で一緒に遊んだりすることもあるようです。
 また年に2回、児童会主催のゲーム集会が行われます。全校から「ゲームボランティア」を募り、ボーリングや的当て、宝探しなど、楽しいゲームを準備します。そして、掃除の班ごとに各ゲームを回り、点数を競います。日頃のチームワークがよい班は、高得点を取ることができます。優勝を目指して、とても盛り上がる人気の児童会行事です。このときも、班長が班員に適切な指示を与え、みんなが平等に楽しめるように頑張っています。
 その他にも、1年生と6年生が合同で春の遠足に行ったり、修学旅行や野外活動の際には、「行ってらっしゃい」「お帰りなさい」の垂れ幕を5・6年生がお互いに作って校舎に飾ったりする伝統もあります。
 このような活動や伝統は、これからも、児童の豊かな心を育てていくために大切にしていきたいと思います。

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