【豊田市立末野原中】生徒の意識を高める情報モラル教育
- 公開日
- 2012/09/13
- 更新日
- 2012/09/13
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
各家庭にパソコンが普及し、その利用率が高まっている昨今、本校でもインターネットや携帯電話によるトラブルに巻き込まれる生徒がでてきた。そこで、まず、実態をつかむために、5月に全校アンケートを実施した。
携帯電話の所持率は53%で、学年があがるにしたがってこの割合は高くなっていくことがわかった。また、携帯電話やインターネットを1日に2時間以上利用している生徒の割合が24%もあり、コミュニティーサイトを利用したことがある生徒の割合も35%だった。一人一人の生活の中にこれらのツールが大きな影響を与えていると感じた。また、家庭で携帯電話やインターネットの使い方のルールを話し合っている生徒の割合は、全体の30%であった。このアンケート結果とコミュニティーサイトの危険性に関する校内掲示を作成した。
さらには、6月に愛知県警察本部サイバー犯罪対策課の方を招いて全校生徒を対象に、サイバー犯罪講習会をおこなった。携帯電話やインターネットが身近になった反面、その犯罪の危険性について知っている生徒は少ない。そこで、インターネットや携帯電話の利用にあたっての注意点やネット上の犯罪、コミュニティーサイトの危険と正しい使い方などについてお話を伺った。生徒の意識を高める上で大いに役立った。
今後、情報モラルについての学活や2回目のアンケートの実施などを予定している。