モラルBOX日記

【春日井市立南城中】創立30周年を迎えて

公開日
2012/10/10
更新日
2012/10/10

ちょっといい話

 本校は、今年度創立30周年を迎えました。生徒は記念活動などを通して、先輩たちが築いてきた歴史・伝統を感じながら、「当たり前のことを当たり前にできる生徒」として、毎日の学校生活を一生懸命頑張っています。また、校区の再編成と宅地造成により生徒数が年々急増している現状から、さらに活気ある学校づくりをめざしています。
 正門付近にある開校記念樹である大きなクスノキは、生徒が登下校時には必ず通る場所にあり、夏の暑い部活動時には生徒の憩いの場所になっています。一日は「朝読書」から始まります。落ち着いた中での一日の始まりは、すがすがしく感じます。制服は本校独自のもので、「青」を基調としています。この歴史ある制服を生徒たちはこよなく愛し、体育や部活動時を除く普段の授業では必ず制服で授業を受けます。「身だしなみの大切さ」や「時間を守る」ことも、先輩たちから引き継がれているものだと思います。
 緑化委員会では、朝顔の苗をフェンス沿いに植えて育てたり、夏休みの水やりなど花壇の整備に心がけています。9月のPTA親子除草では、校訓碑や10周年記念のモニュメントの周りをはじめとして校地内の除草作業を行いました。参加した生徒や保護者の方々の黙々と取り組んでいる姿が印象的でした。夏の大会や、先日行われた新人戦では、会場に30周年記念で作られた部活ごとの「応援旗」を掲げ、試合や発表に臨みました。
 集会では、校長先生が出題者となり「南城中の歴史」についてクイズ形式で楽しく学習することができました。また、「校章の由来」についても知る機会があり、清掃時や授業後に有志の生徒を中心に、校舎北側の六角形の枠に見事な校章を作りあげました。
 10月25日には記念式典、25日・26日にフェスティバル、さらに11月1日には体育大会が行われます。30周年という節目の年の行事として、例年以上の生徒たちの頑張りを期待しています。