モラルBOX日記

【新城市立鳳来中部小】人を撮影する時、どうしたらいい?

公開日
2012/10/12
更新日
2012/10/12

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 鳳来中部小学校には、特別支援学級が設置されている。
 児童は自分用の携帯電話やパソコンは持っていないが、それらについて関心を持っている。さらに、近年の情報通信端末にはカメラ機能がついたものも多いため、特別支援学級においても、情報モラルついて考える必要性を感じた。児童には「〜してはいけない」と言葉だけで理解させることが困難なため、より具体的な実践を行うことが大切であると考えた。
 今回は「肖像権」の理解を深めるために、「学校紹介」という実践を行った。これは、教職員の写真を児童が撮影した後、「紹介カード」を作って、1年生に見てもらおうという実践である。
 児童が「肖像権」について考えるのは、教職員を撮影する場面である。教職員を撮影する時は必ず「1年生に紹介するので撮ってもよろしいですか?」と撮影する目的を伝え。許可を得るように指導した。また、撮影した写真を見てもらって、確認を得るように指導した。児童はこれらの指導にしたがって撮影をすることができた。
 この実践を通して、児童は「無断で人を撮影してはいけない」ということを実体験を通して理解することができたようである。