【一宮市立南部中】「インターネットの利便性と危険性を確認」
- 公開日
- 2012/12/10
- 更新日
- 2012/12/10
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
10月26日(金)3年生と保護者を対象に、愛知県警察本部サイバー犯罪対策課 梅村峰次氏をお招きして「サイバー犯罪防止講話」を行いました。
本校の生徒の多くは携帯電話やパソコンで、手軽にインターネット機能を利用することができ、欲しい情報を瞬時に手に入れることができる利便性を十分に感じています。しかし、インターネットに潜む危険性を認識している生徒はとても少ない状況です。そのような生徒にインターネットの特性と正しい使い方について話していただきました。
・ インターネットは、匿名性があるため、情報の真偽を確認することは難しい。正しい情報ではない可能性もあることを認識した上で利用する必要がある。
・ インターネットは瞬時に全世界に情報が発信されるため、個人情報は絶対に掲載してはいけない。犯罪に巻き込まれることがある。また、他人の誹謗中傷は絶対に掲載してはいけない。逮捕された例もある。
・ コミュニティーサイトにおけるIDやパスワードは家の鍵のようなものである。他人に簡単にわかるようなものではいけない。他人に教えることは家の鍵をわたすことと同じである。
・ 出会い系サイトのような危険なサイトにはアクセスしてはいけない。中高生の女子が犯罪に巻き込まれている例がたくさんある。
・ スマートフォンはインターネットに接続されているので、ウィルス対策をしておかないと個人情報が漏洩することがある。
生徒の感想には、「インターネットは便利であるけれど、危険であることがわかりました。今日の話をしっかり覚えておきたいと思います。」というものがたくさんありました。
今後も、子どもたちをネット社会の危険から守るために、学校と保護者がしっかりと協力して指導をしていかなければならないと思いました。