モラルBOX日記

【小牧市立篠岡中】小中連携愛さつ運動

公開日
2012/11/19
更新日
2012/11/19

ちょっといい話

 篠岡中学校は全校生徒234名、特別支援学級を含めて9学級の小規模校です。その234名の内ほぼ全員が、篠岡小学校から入学してきます。中1ギャップという言葉がありますが、本校には無縁のようで校内には家庭的でほのぼのとした雰囲気が漂っています。
 今から7年程前に、小牧市の研究委嘱を受け「夢と笑顔があふれる篠っ子の育成」というテーマの下、小中学校の連携の在り方について研究を始めました。研究指定を終えてずいぶん時間がたっていますが、小中一貫校とも言える長所を生かすべく、今でも行事や特別活動を中心に交流を続けています。その中の一つに、「小中連携の愛さつ運動」があります。学期に1度、約1週間、小中学校の校門や近くの通学路に立ち、登校してくる小中学生に「おはようございます」の声かけをします。よく見知っている相手にも親愛の気持ちを込めてあいさつすると言う意味で、「愛さつ運動」と名付けています。
 この「愛さつ運動」に全員一度は参加をします。生徒ばかりではなく、教職員や保護者も一緒に参加をします。職員からは、「教室とは違った生徒の表情が見られてよい」「小学生と並んであいさつする中学生が少し大人びて見える」という感想が聞こえてきます。そして、校区にさわやかなあいさつの声が響き、気持ちのよい一日がスタートします。
 11月13日から今年度2回目の「愛さつ運動」が始まりました。