モラルBOX日記

【稲沢市立長岡小】ブログでのコミュニケーションの取り方

公開日
2012/11/21
更新日
2012/11/21

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 6年生の道徳の時間に情報モラルについて学習しました。
 「ブログ・プロフにおけるコミュニケション」をテーマに行いました。
 児童がどの程度携帯電話やパソコンを使用しているのか、事前にアンケートをしました。ほとんどの児童がインターネットを利用していることがわかりました。また、携帯電話を持っている児童も2割弱いました。
 授業は、1時間目に4人ずつのグループに分かれて、紙面上でブログを作りました。項目は、失敗談・自慢話・今はまっていること・今ほしいもの4つです。4つの項目についてグループで話し合いブログを完成させていきました。約束として、実体験を書かなくてもよいが、事実ではないことは、書かないことを約束しました。
 2時間目に他のグループが書いたブログにコメントをつけ合うことを行いました。初めに肯定的なコメントを書き、次に否定的なコメントを書きました。「よいコメントは思いつかないけど、悪いコメントはたくさん思いつく」「悪口を書くのが楽しい」「悪いコメントを書いても誰が書いたかわからないからよい」という児童の感想が大半でした。
 次にコメントが書かれたものを元のグループに戻し、受け取った時の気持ちについて考えました。「いいことはうれしかった。悪いことは悲しかった。」「相手に対して暴力をふるいたくなった。」「嫌な言葉を連発されるコメントが嫌。」などが挙げられました。
 これから児童は、インターネットを使ったコミュニケーションが増えていくことが予想されます。気軽に書いたことやふざけ半分の書きこみが、後からトラブルになることの怖さがあることを体感させる大切な時間になったと思いました。