モラルBOX日記

【稲沢市立牧川小】福祉実践教室と映画会を通して人とのふれ合い方を学びました。

公開日
2012/11/28
更新日
2012/11/28

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 10月10日(水)に講師をお招きし,3〜6年対象に福祉実践教室を開きました。車いす,点字,盲導犬,高齢者疑似体験の講座に分かれ,体験学習を行いました。
 最初に聴覚障害の方から「私たち障害者の願い」というタイトルでお話を聞き、その後学年毎に分かれて体験活動を行いました。
6年生は高齢者疑似体験をしました。三人一組になり,重りをつけたり,目隠したりして,体を自由に動かせない体験をしました。階段や廊下で相手を案内したり,声かけを行ったりしていくことで,相手を思いやって接することを学ぶことにつながったと思います。
4年生は体育館で車いす体験をしました。二人一組で車いすの操作を学習しました。ほんのわずかな段差でも,車いすの人には大変な障害であることが理解できたと思います。
今後,多くの人と出会う子どもたちにとって学びの場になったと思います。
 11月22日(木)には映画会を行いました。「5等になりたい」という,小児麻痺がもとで,身体にハンディを持ちながらも明るく生きる少女の姿を描いたアニメ映画です。小学生になってもみんなと同じように歩くことができない律子が、クラスメイトからのいじめに強く立ち向かい,周りにいる友達の心を揺さぶり,最後は運動会のリレーに出場して「5等になりたい」という律子の願いがかなう作品でした。
 見た後の児童の感想には,歩けることに幸せを感じたり,いじめに負けずみんなに支えられて頑張った姿に感動したりしていました。