【豊明市立大宮小】「インターネットを使うときに気をつけること」
- 公開日
- 2012/12/03
- 更新日
- 2012/12/03
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
はじめに、ネットに繋がる機器をどのように使用しているかを子どもたちに聞いた。すると、家のパソコンだけではなく、自分が持っている携帯電話やスマートフォン、ゲーム機などを使って、メールやインターネット、通信ゲームを行っていて、親の目が届かない場面もあることが分かった。そこで、インターネットやメール、通信ゲームを使うときの危険性を考えさせた。ちょうど、新聞で「なりすまし」という事件が報道されていたので、子どもの関心も高く、「自分の情報が漏れる」「気がつかないうちに悪口を書かれる」「変なメールが来る」などの意見が出た。また、「クリックするだけでお金がかかることがある」「ウィルスの被害にあう」などを伝えると驚いていた。
そこで、「スマイル4」というソフトの「よくないページがでてきたら」という教材を使って、情報モラルについての学習を行った。この教材では、送られてきたメールの本文のリンクをクリックすると、ウイルスが実行され、どんなことが起きるかを体験した。実際にはもっと巧妙に大切なパソコンのデータが流出したり、お金を取られたり、なりすましで誤認逮捕されたりしていることを説明した。
そして、スライドを使って、変なページが出てきたときの対処方法について指導した。「よくわからないボタンは押さない」「変なページが出てきたらもどるか閉じる」「先生や家の人に相談する」ということを確認することができた。
授業後に書かせた感想には、ほとんどの児童が「気軽にもクリックしない」「変なページは開かない」「困ったら親に相談する」と記述しており、パソコン等の機器を使うときに気をつけることや対処方法を学ぶことができた。
3学期には、DOCOMO携帯安全教室を設定し、さらに、情報モラルを身につけさせたい。