【瀬戸市立掛川小】ネットで知り合いも増えるけど…?
- 公開日
- 2012/12/27
- 更新日
- 2012/12/27
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
掛川小学校は、校区に心配な遊技場等もなく、とても落ち着いた環境です。いつも地域の方々の温かいまなざしに見守られて、子どもたちは安全な学校生活を送っています。
しかし、インターネットは便利な反面、危険な面もあります。高学年は、ネット上のサイトや掲示板等を通じて情報を得たり、新たな友達を作ったりする機会も増えると予想されます。そのため、身近な危険の事例を学び、自己防衛策を身につけさせることが必要だと考え、今回の授業を行いました。
最初は、ネット上の掲示板の使い方について取り上げました。
○ 掲示板で知り合いになった人と、どのようにやりとりをすればよいか。
やりとりをする相手が姿を偽っていることもあることを理解した上で、子どもたちは、
・知らない人に、個人情報(メールアドレス、住所など)を教えてはいけない。
・知らない人と、直接会う約束をしてはいけない。
などと、自分を守る基本的な姿勢について学びました。
次は、画像のやりとりという、さらに踏み込んだ事例で学びました。
○ 友達づくりサイトで、メールで自分の顔の画像を送ってほしいと言われたら、どうするか。
個人の携帯電話などを持つと、直接顔の見える付き合いだけではなく、ネット上だけでのかかわりで新たな友達を作るということも考えられます。そのような場合、
・画像などの情報は、顔の見える信頼できる友達としかやりとりをしない。
・住所などの個人情報は、顔の見えない相手には絶対に教えてはいけない。
という点を、みんなで確認することができました。
また、今回の授業を通して、子どもたちは、パソコンや携帯電話は便利で楽しい道具だけど、相手が見えないからこわい面もあるということに、気付くことができました。
これから、楽しく情報を利用していくためにも、安全に気をつける意識を持ち続けてほしいと思います。