モラルBOX日記

【豊橋市立牛川小】おにいさん、おねえさん ありがとう

公開日
2013/01/31
更新日
2013/01/31

ちょっといい話

          
(1)水曜日の給食後の長放課を利用して、異学年交流による「ふれあいタイム」を実施しています。「ふれあいタイム」は、1年生から6年生までの子どもたち521名を54班に分け、5・6年生の計画のもと、さまざまな遊びを中心に活動が行います。
 「ふれあいタイム」があると、昼休みの教室、運動場、体育館が子どもたちの歓声に包まれます。オニごっこでは、上級生が下級生のオニにわざとつかまってあげたり、ドッジボールではボールを上級生が下級生の子に譲ってあげたりする、思いやりいっぱいの行為が展開されます。短い時間ですが、子どもたちは笑顔いっぱいの充実した時間を過ごします。最後には、遊びの計画や段取り、お世話をしてくれた5・6年生に対して、下級生たちが「今日の遊びは楽しかったです。ありがとうございました。」と、お礼を言って終わります。
(2)12月10日、1年生と2年生による「おもちゃまつり」が体育館で行いました。2年生はこの日のために1年生の子に楽しんでもらおうと、色々なおもちゃを作り、お店を開きました。そこでは2年生の子が1年生の子に遊び方を説明したり、一緒にゲームをしたりする姿が見られ、大いに盛り上がりました。1年生からは「くるくるゲームがおもしろかった。2年生、ありがとう。」「わたしも来年の1年生の子におもちゃまつりしてあげたい。」「3年生になっても私たちと遊んでね。」などの感想が2年生に届けられました。
(3)放課後の児童クラブでの1コマ。1年生のやんちゃなAくん。おやつの順番を守れなかったりして、先生に迷惑をかけることも多かったのですが、ある時、2年生が興じている「回り将棋」に興味をもちました。初めはじっと見ているだけだったのですが、2年生のBくんが「やり方教えてあげようか。」と持ちかけました。それからのAくんは、駒を大切にして動かすこと、順番を守ってあそぶこと、負けても怒らないことなど、2年生のお兄さん、お姉さんのゲームのやり方を通していろいろなことを学んでいきました。今では、2年生の友達と一緒に仲よく遊ぶ姿が見られるようになりました。
 この他にも牛川小学校では、縦割り集団でサツマイモの栽培・収獲、1年生と2年生の手つなぎ遠足などが行われています。学校でのこうした取り組みを通して、いろいろな場面で子どもたちに思いやりの心が育っているのが感じられます。

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