モラルBOX日記

【豊橋市立玉川小】ネットワーク利用についての心がまえ

公開日
2013/03/04
更新日
2013/03/04

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 5年生で、ネットモラルについての授業を行いました。授業前にネットワーク利用について子どもたちに話を聞くと、あこがれや好奇心などもあり、インターネットをやってみたい、携帯やスマートフォンを持ってみたいという意見が多く聞かれました。
 
 授業の導入でも
・情報が簡単に手に入るから便利
・電話と違って、メールは相手を呼び出さなくてもいいから、迷惑をかけずにすむ
・かっこいい
など、概ね肯定的な意見が出てきました。

 そこで、次のような事例を出しました。
・Wifiがつながった3DSでチャットをやっていたら、不審なメールが届くようになっ  た。親に話すと怒られそうで、まだ話せていない。
・友だちからのメールが届いたが、時間をおいてから返信をしたら、すぐに返信しなかっ たことを責められた。
 すると子どもたちの口数は少なくなってきました。そして事例紹介の途中で、これらの事例が同じ学校の子に起こったことだと知ると、どの子も真剣な表情で話を聞き入っていました。

 授業の終末に、授業の導入で出されたように、ネットワークは大変便利なものであり、社会科の授業で学習したようにインフラとして欠かせないものになっていることを改めて振り返りました。また使い方によっては、人と人があたたかくつながることができるものでもあることを知らせました。そして
・困ったことがあったら、親など大人に相談する。
・そのつもりはなくても、自分が加害者になることがある。
・相手が分からないため、おもしろ半分に接続したりしない。
など、ネット上でも、現実社会と同じように対応できるようにすることを伝えました。ネットワークを使うときには、気をつけなければならないことがあるけれど、上手に使っていきたいというまとめの意見が出され、授業の終わりとしました。