【幸田町立幸田中】 防災活動を通して深まった地域との絆
- 公開日
- 2013/03/05
- 更新日
- 2013/03/05
ちょっといい話
今年度、本校3年生が力を入れた活動の一つに「防災学習」があります。
防災講話や防災体験を通して、近い将来に必ず起きると言われている巨大地震への関心を高めることができました。また、知識だけでない実感の伴った地震への備えの大切さと、薄れかけた東日本大震災の被災地への思いを新たにすることができました。そしてその思いが「自分たちにできることはないか」へと高まり、“まけないぞう”の活動につながりました。これは、被災地の方に新品のタオルを送り、それを被災地の方々がかわいらしい象の形の壁かけ用のタオルに作り直して販売するという活動です。被災地の方々を励まし、勇気づけたいと願い、生徒は、パンフレットを作成し、町内の全戸に協力を呼びかけました。
いよいよパンフレットに記載したタオルの回収日。地域の方々の来校を校門で待つ生徒。凍えそうな寒さの中でしたが、「寒い中ごくろうさま」「がんばってね」と温かい言葉と握手とともに地域の方々から受け渡されるタオル。生徒のかじかんでいた手と心は、人の心のぬくもりに触れ、ぽかぽかと温まりました。