【岡崎市立細川小】言葉とメールの違いについて
- 公開日
- 2013/03/19
- 更新日
- 2013/03/19
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校の3年生では20名ほどの児童が自分の携帯電話を持っている。しかし、通話機能しかついておらず、メールの送受信を行った経験はないと答えている。現在、学級で携帯電話やパソコン等に関するトラブルの事例はないが、トラブルを未然に防ぐことが大切であると考えた。
そこで「事例で学ぶNetモラル」から、電話とメールでのやりとりに関する動画クリップを視聴した。「いいよ。」という言葉が受け取り方によって、全く違う意味の言葉になってしまうことを理解した上で、電話での「いいよ。」とメールでの「いいよ。」では、どのように気持ちに受け取り方が違うかを考えた。
子供たちの意見では、電話だと声の速さや大きさ、残念そう・うれしそうな感じが声から伝わるが、メールでは相手の様子がよく分からないために、言葉を正確に文章にしないと間違えてしまうという意見が出された。そこで、どのような文章でメールを打てば正確に伝わったかを考えていった。
「行けない」「ごめん」という言葉を使う、断りの文章のあとに「またさそってね」などの文章を付け足すなど、メールの特性を踏まえ、どのように対処していけばよいかを考えることができた。また、現実の生活でも相手の気持ちを思いやる必要があるという意見を引き出すことができた。