【一宮市立葉栗小】インターネットは便利だけれど。
- 公開日
- 2013/05/15
- 更新日
- 2013/05/15
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校5年生の家庭でのインターネット利用環境の割合(自分専用、家族と共有)は、8割以上である。利用目的は、ネットゲームが圧倒的に多く、その他、ホームページの閲覧、メール、チャットなども行っている。ネット利用については、保護者の指導のもとに行っている児童が多いが、「いろいろな人と知り合えるのは良いことだ」と考える児童もおり、その危険性についての理解は十分ではない。そこで、豊田市立梅坪小学校の実践を参考に、「個人情報の公開が自分にどのような影響を引き起こすのか」についての実践を行った。
資料は、インターネットを通じて知り合った相手に携帯電話番号やメールアドレスを教え、その後、見知らぬ人からの連絡が来てしまう、という内容である。授業は、教師が資料を部分部分で切りながら読み、その都度、児童がどう考えるのかについてをワークシートに書き込む形で進めた。
授業を終えての児童の感想のほとんどが、「便利だけど怖い」「個人情報は絶対に出さない」というものであり、今回のねらいは達成されたのではないかと考える。ただ、「インターネットは怖い」と記す児童もいたので、今後は、便利な部分と気をつけないといけない部分をわかるように指導していくようにしたいと考える。