【知立市立知立南小】あなたの個人情報はだいじょうぶ?
- 公開日
- 2013/06/20
- 更新日
- 2013/06/20
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
25年度がスタートして2か月が過ぎた。運動会を終え、新しい友だちにも慣れて、本校の児童は毎日明るい笑顔で元気に活動している。この素敵な笑顔を大切に成長してほしいと願い、本校職員一同教育活動の充実に力を注いでいる。
その一つとして、子どもたちのよさをもっと引きだそうと、昨年度よりあいさつ運動に取り組んだ。子どもたち同士、子どもたちと職員の明るいあいさつが学校に響き、互いを認め合う温かい雰囲気が育ってきている。本年度は、この運動を地域にも広げていこうと考えている。そこで、あいさつ運動を推進しながら、知らない方と接するときに気をつけるべきこと、特に、個人情報の扱いについて年度当初に指導した。
5月23日(木)に、ネットワーク活用訓練を受け、全校児童が体育館に避難してきた。この機会に担当教諭が、「個人情報ってどんなものだか知っている?」と質問をした。低・中学年の児童はほとんど分かっていないようであった。さすがに5・6年生には挙手はあるものの、指名するとやや不安そうに「電話番号」「住所」「名前」などと答えており、個人情報がどんな危険をもたらすかということをはっきりと理解している児童は少ないようであった。
そこで全校児童に「お家の防犯」というビデオの中の個人情報に関する部分を10分程度視聴させた。ビデオの内容は、知らない人に家の電話番号や住所などを教えたばかりに、怖い目に遭ってしまうといった内容であった。ビデオ視聴後の低学年児童の感想には、「知らない人に名前を教えてはいけないことがわかった」、「なぜ名札を学校においていくのかわかった」など自分の個人情報をうかつにもらしてはいけないことが分かったようである。高学年児童の感想には、「知らない人から声をかけられ、友だちの名前や住所を教えて、と言われたことがあるけれど、教えなかった。教えていたら大変なことになったと思う」といったように、自分だけでなく、他人の個人情報をもらすこともよくないことであることが理解できたようである。