モラルBOX日記

【一宮市立瀬部小】Webページやメールの真偽を確かめよう

公開日
2013/06/26
更新日
2013/06/26

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 本校では、各学級で年に2回(夏休みと冬休み前ごろ)情報モラル関連の授業を行うように計画を立てて、情報教育に取り組んでいます。5年生では、「i−モラル」で紹介されている学習指導案を参考にして、情報モラルの授業を行いました。今回は、「大変だ!大地震がくるぞ!」という資料をもとにして、Webページの真偽について話し合いました。
<資料の内容>
 主人公が、テレビでも人気の『予言者X』のホームページを見て楽しんでいると、「今度の日曜日、お昼12時に愛知県に大地震が来る!」という予言が書かれていた。主人公は驚き、メールアドレスを知っている人全員にメールを送り、地震に備えるようにアドバイスをした…。
<話し合いの様子>
『主人公はみんなから感謝されるか』という問いに対して、多くの子が「感謝されないと思う」と答えた。理由を聞くと、「予言が本当じゃなかったら怒られると思う。」「本当に地震が来れば感謝されると思うけど、来なかったら感謝されない。」「実は地震はうそで、予言者がみんなをパニックにさせたいだけかもしれないから。」という意見が出た。
『主人公の行動に、どのような問題があったか』という問いに対しては、「もし地震が来なかったら、たくさんの人に迷惑をかけただけになる。」という考えから話し合いが進み、「本当に地震が起きるかわからないのに、メールを送ってはいけなかった。」という意見が子どもから出された。

 授業後の子どもたちの感想には、「インターネットの情報には、ウソもあることがわかった。」「へんなサイトには、気をつけるようにしたい。」「パソコンを使うときは、お母さんと一緒に使うようにする。」などと書かれていました。
 インターネット上にある情報が全て真実とは限らないので、気をつけなければいけないという意識が高まったことが分かりました。

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