【岩倉市立岩倉北小】「こんなチラシをもらったらどうする?」2年生学級活動
- 公開日
- 2013/06/26
- 更新日
- 2013/06/26
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
「個人情報の大切さ」について学習するため、「こんなチラシをもらったらどうする?」という授業を行った。
はじめに、児童に「こんなチラシをもらったらどうする?」と、アンケートに答えたらプレゼントがもらえるという内容のアンケート用紙を配布した。アンケートに答え、住所・名前、電話番号を記入したら、プレゼントが贈られてくるというものである。「アンケートに答える」「アンケートに答えない」「どうするべきか迷う」の3つから、自分だったらどうするかを考え、その理由も含めて考えを伝え合った。
はじめは迷わず「プレゼントが欲しいからアンケートに答える。」と話していた児童も、「答えない」「迷う」という児童の「知らない人にいろいろ教えるのは何だか怖い。」「住所や電話番号を教えたら、いたずらされるかもしれない。」という意見を聞き、少しずつその危険性に気づいていった。
そこで、「個人情報」という言葉を提示し、「個人情報とはなんだろう?」と児童に聞いたところ、ほとんどの児童は個人情報という言葉自体を知らず、知っていても聞いたことがあるという程度だった。個人情報とは、名前、住所、電話番号や誕生日などのことであり、知らない人に簡単に教えてはいけない大切なものだということを伝え、授業のまとめとした。
情報化が急速に進み、低学年の子どもたちにとっても、インターネットやコンピュータが身近なものになっている。子どもたちが、安心して楽しくインターネットやコンピュータを活用できるように、今後も日常生活の様々な場面を想定しながら「情報モラル」の学習を進めていきたい。