【豊橋市立下条小】食農教育を軸に心をたがやそう!
- 公開日
- 2013/08/09
- 更新日
- 2013/08/09
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校は,豊橋の北にある全校92名の小さな学校です。8年前から食農教育に取り組み,農作物の栽培などの生産的活動や調理実習などの体験活動を通して,働くことの尊さや食への感謝の気持ちを育んでいます。また,校友グループ(異年齢グループ活動)でも季節の野菜づくりを行うことで他学年とのふれあいの場を広げ、豊かな人間関係づくりもめざしています。
「早く,大きくなあれ。」「わたしのらっかせいのらっかちゃんは元気かな。」と毎朝,水やりをしながら野菜たちの健康観察をする子どもたちの姿からは,愛情をたっぷり注ぎながら大切に育てていることがうかがえます。校友グループでは,枝豆とサツマイモを育てています。高学年が優しく1年生に苗の植え方を教える様子はたいへん微笑ましく,頼もしくもあります。7月の中旬には,自分たちで育てた枝豆やトマト,ナス,タマネギ,キュウリやピーマンなどの夏野菜を使って,オリジナルの下条っ子弁当を作ります。お家の方と相談しながらメニューを考え,当日は,張り切って早起きをして野菜を切ったり,炒めたり,弁当箱につめたりするなどのお手伝いをします。心のこもった弁当を学校で食べるのをみんな楽しみにしています。6年生は学校でメニューづくりから調理まで一人で行うマイ野菜弁当にチャレンジします。
「自分たちで育てた野菜はおいしいね」「お母さんといっしょにお弁当を作るのが楽しみ」と子どもたち。のびのびと育ち,今年もたくさんの実をつけている野菜のように,下条の子は心も体もすくすくと健やかに育っています。