【津島市立神守小】みどりの少年団活動
- 公開日
- 2013/07/16
- 更新日
- 2013/07/16
ちょっといい話
本校の中庭には、「ふれあいカラフル花壇」と名付けられた花壇が、季節の花々で鮮やかに彩られています。この花壇は、平成16年度にボランティアで集まった保護者の方々によって手作りされたものです。当時本校では、「豊かな心をもち、思いやりのある子の育成を目指して〜心がかよいあいふれあう活動を通して〜」のテーマのもと、家庭や地域との連携を意識した道徳教育が実践されていて、その象徴として、「地域とふれあう花壇づくり」が行われました。それを機会に、花づくりや除草作業等実施されるようになり、児童の心の育成に、そして地域をつなぐものとして発展し、今に至っています。花ボランティアには、毎回親子で参加する家庭もあり、親子のふれあいを深めたり、奉仕の気持ちを高めたりすることに役だっていると思います。
本校の「みどりの少年団」の活動は、保護者が子どもの頃にはもう始まっていた伝統的なもので、昨年度は、2度の植樹を行いました。3月に植えた槙は、隣接の民家への砂の害を少しでも和らげることを意識したものです。また、全校で取り組む一人一鉢栽培は、児童間や家族との心の交流に一役かっています。1年生が育てるチューリップは、「6年生を送る会」でプレゼントされ、1年生〜5年生で育てる、パンジーとビオラは、6年生への感謝と卒業を祝う気持ちを表す意味で卒業式の会場を飾っています。6年生は挿し芽で増やしたカランコエを、卒業前の親子集会で、感謝の気持ちを書いた手紙を添えて、保護者にプレゼントします。このカランコエは、先輩の少年団員から代々引き継がれ、教室で育ててきたものです。