【豊明市立豊明中】情報安全教室
- 公開日
- 2013/07/23
- 更新日
- 2013/07/23
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校においても携帯電話を所持する生徒が多く,スマホの所有者も徐々に増加しつつある。このような現状をふまえて,外部講師を招き,全校生徒709名を対象に情報安全教室を実施した。
主な内容
・プロフなどへの書き込みから個人が特定される過程として,星座と血液型にあてはまる生徒に挙手させることで,700名から13名に絞り込まれる例を体験した。
・GPS機能を有するスマホで撮影された写真には添付される位置情報があり,そのまま写真をネットに載せると撮影位置が特定されてしまい,悪用されることがある。
・「無料通話 無料メールアプリ」は,個人情報を提供することが代償になっている。細かい字で書かれた利用規約にはいろいろなことが書かれているが,なかなか読まれていない。
生徒の感想
「星座と血液型だけであんなに人数が限られると思わなかった。これからは気をつけたいと思った。」
「写真に場所が分かる情報がついていることを知りませんでした。悪用されることもあるので怖いと思いました。」
「無料には,やっぱり何かしくみがあるということがわかりました。」
まとめ
説明の中に「スマホは,コンピュータに電話の機能がついていると考えるべき」という言葉があった。スマホが一般化していく今後の社会において,生徒だけでなく大人にも必要な認識だと再確認できた。利用には携帯電話以上の注意が必要であることが分かった。