【豊橋市立多米小】多米の自然が好き,表浜の自然も大切
- 公開日
- 2013/07/24
- 更新日
- 2013/07/24
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では,5年生が野外教育活動に出かける前に,自然について考えました。「多米校区のすきなところ」をたくさん見つけた子どもたち。「赤岩山は,展望台に登ると,景色がとてもきれいで,自分の家が見えて,癒されます。」「朝倉川,内山川は,蛍がきれい。手にとまったこともある。」「葦毛湿原は,きれいな花がいっぱいあるし,自然の声が聞こえる。落ち込んだときに元気をもらっているような感じがする。」
その中から,人々が自然を守るための活動をしていることに気づきました。5月の朝倉川530大会に参加した子からは,「ゴミを拾う前の川に,三輪車やお菓子のごみがたくさん落ちていて大変だった。」「みんなが一生懸命拾っているからきれいなんだ。」などの感想が聞かれました。
自分たちにもできることはないか,そんな気持ちをもってほしいと,野外活動で訪れる表浜海岸のアカウミガメを守る活動を紹介しました。アカウミガメの話を知って,子どもたちは,機会があれば,アカウミガメのために,掃除をして,卵が無事にかえるようにしたいという思いをもちました.
野外活動で,実際に表浜に立った子どもたちは,花火や食べ物の袋など,あまりのゴミの多さに驚いていました。「アカウミガメが産卵に来る」という看板も間近に見て,浜に来るウミガメが安心して卵をうめるようにと,ごみや木の枝を一生懸命集める子どもたちの姿がありました。
今後も,自然を大切にしようとする気持ちを大切にしてほしいです。そんな気持ちがずっと続いていくといいなと思います。