【設楽町立田口小】インターネットやメールを責任をもって正しく使おう」
- 公開日
- 2013/07/25
- 更新日
- 2013/07/25
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
『インターネットやメールを、責任をもって正しく使おう!!』
最近では、インターネットを使う児童は当たり前で、携帯電話を持っている児童も少なくない。本校で6年生20人にアンケートを行った結果、家でインターネットを使ったことのある児童は、100%、自分の携帯電話を持っている児童は20人中1名であった。携帯電話を持っている児童は少ないが、家の人の携帯電話を使ってメールをしたことがある児童は10人と、半数を占めていた。メールによる問題が頻発している現在、夏休みを前に、情報モラルについて学習した。
その1:国語の授業で
単元「意見文を書こう」では、新聞に投書することを目的として各自が意見文を書いた。新聞の投書を読んだり書いたりすることで、出来事やテーマをめぐる議論に参加することができる。つまり、投書は、一種の社会参加の方法と言える。したがって、自分の書いた意見文の意見や主張、根拠となる事実、資料などに責任をもつことが必要となる。意見文の書き方と合わせて、情報を発信したり受信したりすることの責任について考えさせたうえで、意見文を書かせた。意見文を書く際には、「人に読まれても恥ずかしくない内容にしよう」「どんな反論が返ってくるかな」など、読み手を意識して、書くことができた。
その2:学級活動で
例年、夏休みの事前指導では「夏休みのくらし」をもとに、「交通ルールを守り事故にあわないようにする」「知らない人の車に乗ったりついて行ったりしない」などの指導をしている。本年度は、特にインターネットの使い方について詳しく指導した。その内容としては、1個人情報流出…自分の情報だけではなく友達の情報も流出する。2ネット詐欺…知らない間に多額の請求が来ることがある。3ネット誘惑…出会い系の犯罪に発展することがある。4ネットいじめ…匿名で書き込みができ、遊び感覚でいじめがエスカレートしてしまう、である。これらの学習を通して、「インターネットやメールは家族の許可をもらってからやろう」という感想を多くの児童がもった。
児童の身近にあるパソコンや携帯電話の利用について、責任をもって利用すること、便利だが危険があること等、これからも指導を継続していきたい。