【豊橋市立鷹丘小】 忘れずに マナーもいっしょに ケータイしよう
- 公開日
- 2013/08/01
- 更新日
- 2013/08/01
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
携帯電話やスマートフォンの普及に伴い、本校でも自分の携帯電話やスマートフォンを所有する児童が増えている。また、DSなどのゲーム機を通して見ず知らずの人とすれ違い通信や対戦ゲームをしたといった話もよく耳にするようになってきた。実際に聞いたところ、3年生でも2割の児童が自分の携帯電話を持っていた。そこで、低・中学年にも携帯電話やゲームをめぐる情報モラルの学習を取り入れ、授業に取り組んでいる。
今回は、3年生を対象に「春野家ケータイ物語」というDVD教材を使って、「ルールやマナーを守ることの大切さ」を学んだ。子どもたちは、携帯電話の良さ(便利さ)を考えると同時に、ルールやマナーを守らずに利用すると周りの人に迷惑をかける場合があることをドラマの具体的な場面と結びつけて考えた。そして、お互いが気持ちよく暮らすため、また安心・安全に暮らすためにマナーやルールがあることを感じ取っていた。
ふりかえりでも、「ながら携帯はだめ」「公共の場所ではマナーモードにする」といったマナーやルールに関する意見だけでなく、「ルールを守っていないお父さんやお母さんを注意しよう」とか「出先でゲームをやると夢中になってしまってつい大声を出してしまうので気をつけたい」といった意見も聞かれた。
今後も、子ども自身が情報社会の中で生きる力を身につけるために情報モラルの学習を進めるとともに、10月には『ネット社会を生きるコツ』をテーマにPTA関連の講演会が開催され、子どもたちをネット社会から守る取り組みを予定している。